野外活動、とくにキャンプ生活を通じて自然を学び、人間同士の連帯を学ぶことが中心です。1週間程度の長期キャンプは夏休みなどにしかできませんが、ふだんは、土・日・祝日などに集まって、キャンプでの基本作業、たとえば炊事をしたり、テントを張ったり、あるいは磁石と地図を頼りに歩くことなどを勉強します。また、低学年の子ども(カブスカウト)は、工作・ゲーム・演劇などの活動が多くなります。カブスカウトのキャンプは、テントを使わないで、バンガローや宿舎を使います。カブとは、獣の子の意味です。
質素が基本。最低限の費用ですみます。ボーイスカウトにかかる費用は、習い事や塾などよりはるかに安いのです。指導者が無償報酬で奉仕し、スカウトには「質素」を基本に贅沢やムダ遣いを戒めているからです。制服や持ち物も初めから全部揃える必要はありません。
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